桶谷式母乳育児Q&A(よくあるご質問と回答)For your help

お問い合わせの多いお悩みをご紹介します。
個人個人で違うことも多くあります。
困ったことや解決できないことはお近くの相談室で来室の上、おっぱいの状態、赤ちゃんの状態、授乳の状態をみてもらい、ご相談ください。

  • おっぱいが大好きだと、主食がおっぱいで副食が離乳食というペースでいく子もよく見聞きします。赤ちゃんはもともと、自分には何が必要で、どれだけ食べればよいのかが分かる能力、生き物としての調節本能を持っています。ですから、たくさん離乳食を食べさせるために、母乳を減らす必要はありません。
    赤ちゃんは楽しく、美味しそうに食事をしている家族の様子を見ることで、食欲が刺激されます。その時期には早い遅いはありますが、必ずよく食べる日がやってきます。また、はいはいやつかまり立ちと運動機能がどんどん発達してくると食欲が出てきて食べ出すお子さんもいます。
    ただ、食べないからといってあげないのはいけません。無理強いすることのないように見守りながら時期がくるまで、根気よく続けてください。
    また、赤ちゃんが離乳食に飽きてきている場合には、少々塩味にしてみたり、和風味にしてみたりと、味に変化を持たせてみてください。味付けのない食事は食べないこともあります。その子自身の食べたい意欲が出てくるよう手づかみ食べをさせてみたり、かたさを調節したりして、かむことが楽しくなるように工夫することもよいでしょう。

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  • 離乳食を開始しても、母乳はいままでどおりに与えてください。授乳回数が減ったり、夜間授乳をやめてしまうと、乳腺炎や乳房のトラブルの原因になることもあります。
    赤ちゃんの最初の半年は母乳が主食です。離乳食を食べたあとは、必ず母乳を飲ませましょう。母乳には、赤ちゃんの消化を助ける消化酵素が含まれているので、母乳を飲ませることによって消化吸収がスムーズになります。